2017/03/22

多田神社

中野区南台にある神社。最寄駅はおそらく丸ノ内線の方南町になるのだと思うが、渋谷区にも近いので京王線の笹塚から歩けなくもない。旧雑色村の鎮守としての歴史は長いようだ。


中野区教育委員会の掲示によると、南台という地域は古くは雑色(または雑色村)と呼ばれていて、この社の由緒は寛治六年(1092年)に源義家が大宮八幡宮に参拝のおり、先祖多田満仲を奉祀したことが始まりとされる。


最初の鳥居をくぐると参道が続いていて、石段を上って二番目の鳥居の先に拝殿が見える。右手には手水舎があり、その向かい側は近代的な建物の社務所がある。


拝殿前の狛犬は愛嬌があって可愛らしいが、かなり年月を感じるもので、どうやら明治時代に奉納されたものらしい。社殿は昭和に入ってから改築されたものだが、なかなか立派で迫力がある。


拝殿の右奥には多田稲荷神社、さらにその右脇には榛名神社、御嶽神社、阿夫利神社が祀られている。


御朱印は社務所に設置されているインターホンで呼び出してお願いするかたちになる。入口を入ると御守などが並べられている。御朱印と一緒に手作りの楊枝入れまでいただき恐縮してしまった。


0 件のコメント:

コメントを投稿