2017/04/20

石神井氷川神社

練馬区・石神井公園に隣接する石神井の郷の総鎮守社。創建は室町時代の応永年間(1394年~1428年)にこの地に勢力を持っていた豊嶋氏が石神井城の中に守護神として祀ったのが始まりとされている。


石神井城が落城した後も村民からの信仰が厚く、現在でも「石神井のお氷川さま」と呼ばれ親しまれているようだ。


石神井公園の三宝時池から高台に上ったところに位置し、長い参道を進んで鳥居をくぐると右手に手水舎がある。すぐ近くに狛犬があるが参道の先にある拝殿手前でも小さな狛犬が出迎えてくれる。


拝殿の右手には神楽殿、左手奥には境内末社として榛名神社、浅間神社、御嶽神社、亜夫利神社、三峯神社、八幡神社、三島神社、須賀神社、稲荷神社、北野神社が鎮座する。


また拝殿手前の左手には豊嶋氏の子孫である豊嶋泰盈が寄進したとされる石灯籠が納まるお社もある。広い境内にはイチョウや松などが生い茂り武蔵野の面影を感じることができる。


なお御朱印は参道左手にある社務所でお願いできる。無人の場合はインターホンで呼び出す形式。御朱印と一緒に由緒書と社報もいただいた。


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