かつては海上安全、渡航安全の守護神として信仰を集め、月島や勝どきなどの埋め立てが進む中、今でも地域の産土神(氏神)として信仰されている。
佃公園に隣接しており、朱色の一の鳥居をくぐり民間の住居の間の参道を進むと二の鳥居が見えてくる。その手前右手には明治時代からあり中央区民有形文化財に登録されている手水舎がある。
二の鳥居の先に拝殿があり左奥にはレンガ造りの旧神輿庫があって、これがなかなかいい雰囲気を放っている。境内社は龍神社を始めとして、入船稲荷神社、船魂神社、疱瘡神社、古河神社の5社。藤棚が見頃で人が大勢集まっていた。
豊玉比売命、於迦美大神、龍姫大神を御祭神とした龍神社は境内社としては規模も大きく、文政五年(1822年)に造営され、天保九年(1838年)に龍神(於迦美大神)を祀る祠と合祀された。
御朱印は境内左手にある社務所で住吉神社と龍神社の2つをいただける。なお、私はお受けしなかったがオリジナル御朱印帳も用意されているようだ。
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