2017/05/02

代々木八幡宮

渋谷区・代々木公園の近くにある神社。創建は源頼家とつながりがある荒井宗裕が建暦2年(1212年)に小さな祠を建て、鶴岡八幡宮を勧請したのが始まりとされる。


ご祭神は応神天皇(八幡さま)で古くから国家鎮護、破邪顕正の神と仰がれ、旧代々木村の鎮守として信仰を集めている。境内には縄文時代の住居跡(代々木八幡遺跡)も残されており、渋谷区の史跡の一つになっている。


表参道は山手通り沿いにあり、一の鳥居をくぐって進むと遺跡を回り込むようにして二の鳥居が見えてくる。階段をかなり上っていくので少々キツイが、途中愛嬌のある笑顔の狛犬が出迎えてくれる。


右前方に神楽殿を確認しながら進むと左手に手水舎があり、正面が存在感のある拝殿となる。神仏混淆が禁止される明治まで社僧の手によって管理されてきた神社なだけに小規模ながらも歴史を感じる建造物だ。


さらに右奥には稲荷社、天神社、榛名社の合祀殿、その右側には出世稲荷神社も鎮座。境内全体で感じることができる厳かな雰囲気は近年パワースポットとして注目されているのも頷ける。


御朱印は拝殿左手にある社務所にていただける。御朱印帳と引き換えに番号札が渡され書き上がるまで待つ形式で、その間手水舎前のベンチで休憩できる。オリジナルの木製御朱印帳も用意されているようだ。


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