2018/03/15

久富稲荷神社

世田谷区新町にある神社で、創建の資料が現存していないため詳細は不明だが400年ほど前と言われている。兼務社として伊富稲荷神社が別の場所にあり例祭は二社同時に行われるようだ。


由緒書資料によると現在の社殿は昭和四年一月に改築が企画され昭和六年十一月二十二日に遷座祭りが行われた。その年の祭禮は、一週間に渡り執り行われた氏子の間でも語り草になったという。


御祭神は宇迦之御魂命、大宮女命、猿田彦命。昭和の中頃に境内にふくろうが住みつき、参拝の際にふくろうの姿や鳴き声を聞くと願いが叶うと噂になり、ふくろうのお社が造られ現在でも祀られている。


住宅街の中を通る長さ約250メートルの参道が名物として知られており、例大祭にはたくさんの露店で賑わうようだ。南側にも大きな鳥居があり、そこをくぐって右手に手水舎、左に折れるかたちで拝殿が見える。


御朱印は授与所で拝受できるが、無人の場合はインターホンで呼び出して御朱印帳を渡す形式。今回は午後2時頃にはご不在で、桜新町周辺を1時間ほど散歩して再度伺うと対応いただけた。


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