2018/04/19

穏田神社

渋谷区神宮前にある神社で創建年代は不詳。江戸時代までは第六天社と称しており、明治時代の神仏分離の際に社号を穏田神社に改め、その後は縁結びや技術や芸の上達にご利益のある旧穏田村の鎮守として崇敬を集めている。


渋谷からキャットストリートを進み、路地を入った裏手に境内がある。鳥居をくぐると駐車場として利用されているのか車が並び、なぜか肥前狛犬に迎えられる。右手に手水舎があり参道を進むと本殿。その手前には通常の狛犬もある。


キャットストリート沿いは裏原宿とも呼ばれ、閑静な住宅街の中にあるので境内は静かな空間となっている。子供の頃、渋谷川が暗渠になる前の記憶がかすかに残っていてしばしば川が氾濫したらしい。


戦災により消失した社殿は昭和三十一年に再建されたが、老朽化したため平成十年に新築され現在の姿になったらしい。境内社として出世稲荷神社が鎮座し、その傍らに漢方医薬の大家である河野カタ女史の像が置かれている。


御朱印は拝殿右手にある社務所でいただくことができる。書き置きのみだが穏田神社と出世稲荷神社の両方があり日付を入れたものを拝受できる。境内社の御朱印には水車のスタンプも押されている。


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