2018/05/05

勝利八幡神社

世田谷区桜上水にある神社。万寿三年(1026年)に京都八幡市にある石清水八幡宮を勧請し創建したとされる。明治四十年には上北沢4丁目にあった山谷稲荷神社を合祀、、また天祖神社を合祀した。


京王線の桜上水の駅から商店街を抜け、日大文理学部の近くに鳥居が見える。鳥居をくぐると左手に手水舎、正面が拝殿となる。


現在の社殿は昭和四十三年に造営されたものだが、境内右手に旧社殿が保管された覆殿がある。天明八年(1788年)に建てられたとされる旧社殿は神社建築としては区内最古で世田谷区有形文化財に指定されている。


社務所の隣には境内社の天祖神社と豊受稲荷神社が鎮座。豊受稲荷神社は安政七年(1860年)に造られたものが現存。境内は大きくはないが整然としていて空間に余裕がある印象がある。


なお御朱印は社務所のインターホンで呼び出す形式。宮司様の自宅と思われる場所から出て対応していただいた。参拝客が途切れなくあり、地域の鎮守として崇敬されていることがわかる。


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