2018/07/07

平河天満宮

千代田区平河町にある神社。文明十年(1478年)に太田道灌が江戸城本丸内の梅林坂上に勧請したのが始まりとされる。徳川幕府に特別な格式で待遇され紀州藩徳川家、彦根藩井伊家の祈願所でもあった。


徳川家康入城後に平川門外に移り慶長十二年(1607年)に二代将軍秀忠の命で当地に遷座。地名を本社にちなみ平河町と名付けられた。


境内は東京メトロ半蔵門駅から徒歩1分ほどの場所にありビル街の中に大鳥居が構える。天保十五年(1844年)氏子町により奉納された銅鳥居は千代田区有形民俗文化財に指定されている。


参道には撫で牛が1体、石牛が4体鎮座しており、その他にも力石や狛犬など数々の有形民俗文化財が確認できる。左手に手水舎、正面は拝殿となる。亀戸天神や湯島天満宮などと並び、東都七天神の一社となっている。


境内社として平河稲荷神社や大鷲神社・塩神社・浅間神社を祀る三殿宮があり、それぞれ参道の鳥居側にあるため、本殿にお詣りした後に少し戻るかたちになる。


なお御朱印は拝殿横の社務所でいただける。窓口で御朱印帳を渡して待つ形式で、この日は7月7日だったため夏詣と七夕限定御朱印の両方を拝受した。


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