2019/01/11

居木神社

品川区大崎にある神社。創建年代は不詳だが公式ページには古い記録で元々は武蔵國荏原郡居木橋村(現在の山手通り居木橋付近)にあり、雉子ノ宮」と称されていたらしい。江戸時代初期に目黒川氾濫の難を避けるために現在地に遷座した。


遷座の際に貴船明神春日明神、子権現、稲荷明神、を合祀し「五社明神」と称された。明治5年に社号を居木神社に改め、同6年に村社に列格、村内鎮座の稲荷神社、川上神社、本邨神社の3社6座が合祀された。


JR大崎駅西口から徒歩3分の場所に境内があり、高台になっているため少し坂を上ると鳥居が見える。さらに石段を上っていくと鳥居の手前に一対の狛犬があり、鳥居をくぐって左手に手水舎が見える。


正面すぐに拝殿があり、社殿の左奥には境内社の厳島神社と稲荷神社がある。社殿は戦火で消失してしまったが昭和52年に再建。その他、境内には江戸時代の石像物が残っており境内末社の厳島神社は品川区指定有形文化財に指定されている。


社殿の右手に社務所がありお守りなどが頒布されているが、御朱印は別の建物に受付窓口が設けられていた。正月の時期なので行列を避けるために臨時にそうなっているのかもしれない。


通常御朱印から月替りの御朱印まで種類が多いのだが、今回は正月限定の御朱印をいただいた。窓口で御朱印帳を渡して番号札を受け取り書き上がるのを待つ形式で、初穂料は500円だった。


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