2019/07/07

浅草富士浅間神社

台東区浅草にある神社。由緒書によれば詳しい創建年月日は不明ながら本殿より発見された棟礼によると元禄年間(1688~1703年)と推察されるとある。江戸時代は神仏習合の時代だったため、富士権現として浅草寺子院の修善寺が管理していた。


明治維新の神仏分離令により修善寺の管轄を離れ、明治六年から浅草神社の兼務社として現在に至る。東京大空襲で土蔵造りの本殿を残し全焼。現在の社殿は平成十年に浅草神社奉賛会により再建された。


境内は浅草寺から北上し住宅街を通って富士公園を抜けたところにある。鳥居をくぐると左手に手水舎があり正面が社殿。その右手に社務所があり、通常は閉まっているが7月1日~7日の夏詣の期間はそこで御朱印をいただける。


なお鳥居の右手には富士塚があり登山口から上ることができ山頂部には祠もある。例祭日は富士山山開きの日の7月1日。賽銭は社殿の賽銭箱へという案内があった。本日は限定御朱印をいただける日曜日とあって境内は賑わっていた。


なお御朱印は通常の御朱印と夏詣限定御朱印の2種類があり、どちらも初穂料は500円。窓口で御朱印帳を渡して番号札を受取り書き上がるのを待つ形式。限定御朱印は書置きに見えるが、台紙を貼っていただき割印が押される。


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