2022/03/25

東村山八坂神社

 東村山市栄町にある神社で旧社名は武蔵野牛頭天王。ご祭神は素盞嗚命だが、公式ページによれば創建年月は寛文二年の火災をはじめ、数回の火災により不明とのこと。昔は天王宮、祇園社、野口村の牛頭天王、八雲神社などさまざまな呼び名があったらしい。

明治二年に天王宮から八坂神社へと社号を改め、同年村社に列せられた。現在の社殿は平成になったから新築されたものだが、旧社殿も改築して今も残されている。境内末社は三嶋神社、三峯神社、御嶽神社、蚕影神社が参道の左手に並んでいる。

最寄り駅は西武多摩湖線「八坂駅」で、府中街道を北に歩いて5~6分の場所にある。鳥居をくぐって進むと一対の狛犬が出迎え、左手に手水舎がある。正面が社殿なのでそのまま真っすぐ進む。途中の右手に移築された旧社殿が確認できる。

社務所・授与所は大きな建物があるが、大きな行事がある時だけ開いているようだ。お守りや御朱印をいただく場合は、授与所の向かい側にある事務所のインターホンを押してお願いする。書き置きで日付を記入したものが授与され初穂料は300円。

なお、東村山市内にある諏訪神社、猿田彦神社、萩山八幡神社、清水神社は兼務社となっており神職は不在なので注意が必要。由緒は詳細はわかっていないが、別当寺の正福寺が弘安元年(1287年)で、同時期だとするとかなり古くから守護神として崇敬を集めていたと考えられる。



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