2018/06/17

戸越八幡神社

品川区戸越にある神社。公式ページの記述によれば大永六戌丙年(1526年)村内藪清水水源地から御神体が出現し、行永法師が当地の草庵に奉安して山城国(京都府)石清水男山八幡宮の御分霊を勧請したのが始まりとされる。


御祭神は誉田別命(応神天皇)で厄除開運の御神徳と共に古くから戸越村の鎮守として地域の人々の崇敬を集め、明治期には村社に列格していたとされる。また我国文教の祖、殖産の守護神として崇められている。


都営浅草線の戸越駅から徒歩で7分程度の住宅街の中に境内がある。そのため鳥居が遠くから見えにくく一度前を通過してしまったほどだが、鳥居をくぐった瞬間に空気が一変するのは神社ならではだ。


鳥居からまっすぐに伸びた参道を進むと右手に社務所があり、その少し先に手水舎がある。さらに神楽殿や神輿庫が続いて、正面が拝殿という造り。社殿は何度か改築されたようだが風格があって素晴らしい。


神楽殿の手前に大きめの狛犬があるが、拝殿手前にも小さな狛犬が見える。年月の影響なのか少し削れてしまっているようだが、個人的にはこちらの小さい方に惹かれた。なお拝殿の両脇には末社(稲荷社と春日社)が鎮座している。


参拝したのが日曜日でもともと人は多いのだと思うがイベントがあるらしく人が右往左往していた。なお御朱印は社務所でいただくことができる。


何種類かの御朱印が用意されていて、申込用紙に希望の御朱印の番号を記入して御朱印帳と一緒に社務所窓口で手渡し書き上がると名前が呼ばれる。神楽殿の前が待合所のようになっていて休めるのはありがたい。


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