2019/05/01

平塚神社

北区上中里にある神社。公式ページの説明によると創立は平安後期元永年中で、八幡太郎源義家公が奥州征伐の凱旋途中にこの地を訪れ、領主の豊島太郎近義に鎧一領を下賜したとされる。


近義は拝領した鎧を清浄な地に埋め塚を築き自分の城の鎮守とした。塚は甲冑塚と言われていたが、高さがないために平塚とも呼ばれ、やがて近義は社殿を建てて義家・義綱・義光の三兄弟を平塚三所大明神として祀った。


境内は本郷通りに面しており、JR上中里駅からは南側に出て坂を上っていく。今回は自転車で行ったが、徒歩ならば東京メトロ南北線の西ヶ原駅から本郷通りに歩いた方が楽に行けると思われる。


本郷通りからは長い参道があり両側は駐車場として利用されている。途中の鳥居をくぐり、さらに小さな二ノ鳥居の正面が拝殿となる。参道の左手に手水舎があり、拝殿手前で獅子山と狛犬に出迎えられる。


拝殿の手前、手水舎の左奥には境内社が並んでおり、御料稲荷神社・大門先元稲荷神社と菅原神社が鎮座。また石室神社は、豊島氏の後に当地の領主となった蘓坂兵庫頭秀次が祀られている。


なお御朱印は社殿左奥にある社務所で拝受できる。今回は令和元年の初日ということもあり、すぐに対応いただけたが不在の場合も多い。3回目のお詣りで、しかも令和になった日にいただけたのはありがたい。


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