2019/05/10

矢口氷川神社

大田区矢口にある神社。創建年代は不詳だが新編武蔵風土記稿に「村の東によりてあり。宮作にて三尺四方の社り。前に鳥居をたつ。鎮座の年代詳ならず」と記載があり、古くから矢口村の鎮守として崇敬を集めていたことがわかる。


御祭神は素盞嗚尊で大田区では唯一の氷川神社となる。別当寺は本務社の新田神社と同じ真福寺で、昭和二十年の空襲で社殿は焼失したが、昭和三十三年に社殿が再建され、神輿と山車もこの時に造られた。


新田神社から歩いて2分ほどの場所にあり、境内の半分は児童公園として利用されている。鳥居からまっすぐに参道があり一対の狛犬の先に社殿がある。また多摩川七福神巡りの大黒天も担っており正月は参拝者で賑わうことが予想される。


社殿の右手には境内社の三社稲荷が鎮座。三社稲荷崇敬会の石碑によると昭和四十七年に遷座されたものらしい。無人のため氷川神社の社殿と稲荷社は閉門しているが、柵の間から賽銭を納めて参拝は可能。


御朱印は本務社である新田神社の社務所で拝受できる。初穂料は書置き300円、記入500円で今回は新元号記念御朱印を書置きでいただいた。


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