2019/08/05

石浜神社

荒川区南千住にある神社。公式ページの由緒書によれば聖武天皇の神亀元年(724年)勅願によって鎮座され1295年の歴史を持つ。文治五年(1189年)源頼朝の奥州征討に際し社殿を寄進したとされる。


また弘安四年(1281年)蒙古襲来の折に必勝を祈念しての鎌倉将軍家お取り次ぎによる官幣のご奉納などを経て中世初めに大社として発展した。『江戸名所図会』にも取り上げられ「神明さん」とも呼ばれ明治五年には郷社に列せられた。


境内は隅田川の白鬚橋近くにあり電車でのアクセスは南千住駅から徒歩で10分程度。一の鳥居をくぐって参道を進むとすぐに二の鳥居。両鳥居は荒川区登録有形文化財に指定されている。


さらに参道を進むと左手に手水舎があり、その先に社殿が確認できる。拝殿は神明造で右手は境内社の合社殿、左手には社務所がある。また拝殿手前の右手には招来(おいで)稲荷神社や富士塚、庚申塔などもあり歴史を感じることができる。


御朱印は社務所で拝受できる。インターホン呼び出し形式で窓口で御朱印帳を渡して書き上がるのを待つ。その他に御守りなども数多く並んでいるので御朱印と一緒にいただくことができる。


なお浅草名所七福神の寿老神も祀られており、正月には七福神めぐりで賑わう。本社御朱印の初穂料は300円でオリジナル御朱印帳もあるようだ。


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