2018/02/07

王子稲荷神社

北区岸町にある神社で創建時期は不詳。北区の観光ページによれば大晦日に稲荷の使いである狐が、近くの榎の下で身なりを整え、この神社に初詣をするという言い伝えがあり、江戸時代から庶民に親しまれていたらしい。


康平年間(1058~1065年)に源頼義が「関東稲荷総司」として崇めたとも言われ、元々は岸稲荷と称していたが、元亨二年(1322年)に岸村が王子村に改称されたことから王子稲荷と称されるようになった。


JR王子駅を出て線路沿いに北上すると神門がある。鳥居をくぐって石段を上りきった先に拝殿がある。通常平日は神門が閉じられているようだが、本日は初午祭なので露店が連なり大勢の参拝客で賑わっていた。


神門を入ってすぐ右奥には市杵島神社があり、拝殿の右奥に本宮、その脇には亀山稲荷神社、嬉野森稲荷神社、北村稲荷神社の合祀殿。神楽殿や資料館など見どころがたくさんある。


なお御朱印は拝殿右手にある社務所で拝受できる。初午祭の本日は書き置きのみの対応で初穂料は500円。通常サイズの他に御朱印帳に貼ることができる小さなサイズのものも用意されていた。


(追記)2019.02.14
平成31年2月14日(木)凧市(二の午)での御朱印が頒布された。色の付いた文字で種類の違いがあり選ぶことができる。(写真は紺色)



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