渋谷区東にある神社で、創建の詳細は明らかではないが慶長十年(1605年)に別当宝泉寺第百代の住職が記した「氷川大明神宝泉寺縁起」によると日本武尊が東征の際、当地に素蓋鳴尊を勧請したと伝えられる。
渋谷区最古の神社と言われ旧下渋谷村・旧下豊澤村の鎮守として江戸氷川七社の一社に数えられた。
また境内では「金王相撲」と呼ばれる相撲が奉納され、世田谷八幡宮、大井鹿嶋神社とともに江戸郊外三大相撲の一つにもなっていた。
場所は國學院大學の隣にあるが、渋谷駅から明治通りを恵比寿方面に進むと左手に旧参道だった道路があるのでわかりやすい。参道を進むと土俵がある氷川の杜公園の右側を通って石段を上った先が境内となる。
拝殿は参道を左に折れた先にあるが途中の手水舎の左奥には神楽殿が見える。また参道の右手には境内社の稲荷神社と厳島神社がある。稲荷神社手前にあった小さい謎の石像が妙に気になった。
御朱印は拝殿左手にある社務所で拝受できる。書き手はかなり年輩の女性の神職さんだったがとても丁寧に対応していただきありがたかった。なおカップルにおすすめの同じ柄で色違いのオリジナル御朱印帳もあるようだ。
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