2018/12/11

出雲大社東京分祠

港区六本木にある神社。公式ページによれば出雲大社の御祭神大国主大神の御分霊を奉斎する都内唯一の分祠で、第八十代国造、出雲大社教初代管長の千家尊福公によって明治の初期に創設されたとある。


御祭神は大国主大神で縁結びの神としてよく知られており、場所も六本木にあるということもあって参拝者が絶えない。神社の説明書きによると男女の縁だけでなく“お互いの幸福のためのすばらしい縁がむすばれる”という意味があるらしい。


六本木駅から西麻布方面に歩いて右奥に少し入ったビル街の中にある。神社というとビル街にあってもそこだけ異空間のように境内があるのだが、ここは完全にビル街に溶け込んだようになっている。


いただいた写真資料を見ると昭和五十六年までは鳥居を構える境内が確認できるが、現在は最新の都会型神社形態となっている。階段を上っていくと社殿がビルの3階にあり、左手には手水舎が見える。


手水舎のさらに左側には祓社があって、参拝者はここで社殿(神殿)の参拝前に心身を祓い清める形式になっている。なお、出雲大社の参拝方法は二拝四拍手一拝なので注意が必要だ。


御朱印は授与所(御守所)ではなく社務所で拝受できる。インターホンを押すと窓が開いて対応していただく。御朱印帳を渡して書き上がるのを待つ形式で初穂料は300円。出雲大社の御朱印帳もあるようなのだが確認できなかった。


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