また江戸図として最も古いとされる長禄の江戸図(室町時代)に鳥明神として記載されており、江戸九社の一つとして、かなり古くから多くの崇敬を集めていたと考えられる。さらに文政十三年(1830年)の新編武蔵風土記稿にも大鳥大明神と記されている。
目黒駅から権之助坂を下り、目黒川を越えて山手通りと目黒通りの交差点の角に境内がある。どちらの通りにも鳥居があるが山手通り側の鳥居からが表参道になるようだ。鳥居をくぐると左手に手水舎が見える。
一対の狛犬に出迎えられ、正面が拝殿となる。社殿左奥には境内社として目黒稲荷神社があり、その横には庚申塔や複数の石造物が並んでいる。また境内右手奥には神楽殿もあり、例大祭には「剣の舞」が奉納される。
境内はそれほど広大ではないのだが、その他「都天然記念物オオアカガシ」の石碑や切支丹燈籠、御神木の銀杏もあり、さすが歴史ある神社だけあって見どころが多い。
なお、御朱印は通常は対応していないが、お正月と9月の例大祭、11月の酉の市には書き置きのものが頒布される。今回はお正月の御朱印をいただくことができた。
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