2019/04/21

三輪里稲荷神社

墨田区八広にある神社。いただいた由緒書によると慶長十九年(1614年)に出羽国(山形県)湯殿山の大日坊長が大畑村の総鎮守として羽黒大神の御分霊を勧請し三輪里稲荷大明神として創建したのが始まりとされる。


初午の日に授与している「こんにゃくの御符」は大畑村の土地に伝えられ、のどけの患いや風邪に神験あらたかで、通称「こんにゃく稲荷」と呼ばれて人々の信仰を集めてきた。こんにゃくの御符は竹串ごと煎じて、そのお湯を服用する。


京成線の曳舟が最寄り駅で、八広中央通りに出て北上すると旧別当寺の正覚寺があるので、その隣に境内が確認できる。表参道は住宅街側の路地からとなり鳥居をくぐるとすぐ左手に手水舎がある。


正面が拝殿となるが、その手前で一対の狐像に出迎えられ、拝殿を見上げると見事な龍の彫り物が確認できる。規模はそれほど大きくはないが、境内に入ると空気が変わるのでそこが神社であることを改めて感じることができる。


御朱印は拝殿左手奥にある社務所で拝受できる。インターホン呼び出しで右手の授与窓口から御朱印帳を渡して書き上がるのを待つ。初穂料は300円で由緒書と御朱印帳に挟むしおりをいただいた。


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