台東区今戸にある神社で、後冷泉天皇康平六年(1063年)に京都の石清水八幡を勧請し創建したのが始まりとされる。後三年の役の後祈願成就を感謝して再建し、江戸時代は今戸八幡宮と呼ばれていた。
御祭神は応神天皇、伊佐那岐命、伊佐那美命、福禄寿で、浅草名所七福神の一社となっている。また招き猫発祥の地であることや縁結びの神様としても知られ、平日でも大勢の参拝客が訪れている。
浅草の繁華街からは少し外れるが、隅田公園の中を歩いて今戸橋跡を抜けると鳥居が見えてくる。参道を進むと右手に招き猫の絵馬?がたくさん掛けられている手水舎があり、その先を右に折れると正面に拝殿が見える。
拝殿手前には今戸焼発祥の地の記念碑と沖田総司終焉之地碑がある。結核を患っていた沖田総司が収容されたとか様々な説があるらしいが詳細は不明。豪徳寺と招き猫発祥争いもあるようでいろいろ興味深い。
招き猫発祥の地というだけあって拝殿には大きな招き猫が鎮座。社殿の右手には授与所があって招き猫にちなんだ授与品も数多く並んでいる。
御朱印は授与所でお願いできるが、授与所前に椅子が並べられているので、そこで書き上がるのを待ったり休憩することも可能。平日でも人が多かったので土日はさらに賑わっているものと思われる。
0 件のコメント:
コメントを投稿