下千束稲荷は北千束郷の氏神としてお祀りされていたが龍泉寺村ができてからはその地域の氏神様として崇敬され今日に至る。
樋口一葉の「たけくらべ」に登場することから樋口一葉ゆかりの神社として境内には文学碑も設置されている。
三ノ輪駅から国際通り沿いに浅草方面に歩くと右手に神社の建物があるのですぐわかる。鳥居をくぐると左手に手水舎、狐さまに迎えられながら参道を進むとすぐに拝殿というシンプルな造りだが芝生が整備されていて雰囲気がよい。
また境内右奥に社務所があるのだが、その前が小さな庭園のようになっていて石灯籠もある。そのせいか規模は小さいながらも落ち着く空間になっている。
なお御朱印は授与所でいただくことができる。インターホン呼び出し形式で窓口から御朱印を渡して書き上がるのを待つ。非常に丁寧に対応いただきありがたかった。
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