八王子城の落城により八王子権現は一時中絶するも文禄四年(1590年)に法印島之坊俊盛が社殿を造営し日吉山王八王子明神社と称した。これにより由井領山根九万石、七十五ケ村の総鎮守となった。
JR西八王子駅から徒歩10分弱の住宅街の中に境内がある。鳥居をくぐると左手にあゆ塚がある。あゆ塚とはその名の通り鮎の供養塚のことで、昔は浅川で採れた鮎を幕府に献上していたらしい。
そのまま進むと右手に拝殿があり、その右奥には境内社の稲荷神社が鎮座。また拝殿の左手奥には延命子育地蔵尊があって長命と安産を祈願できる。古くから地域の鎮守として崇敬を集めていたものと推測される。
境内には社務所はないが、50mくらい離れた宮司様の自宅?が社務所を兼ねており、そこで御朱印を拝受できる。御朱印帳を渡して書き上がるまで待つ形式でお茶をいただいた。
宮司様から気さくに話しかけていただき、御朱印帳についての話題に。近々オリジナル御朱印帳も作成することを検討しているとのことだ。
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