東京都神社庁の由緒書では元禄十五年(1702年)の検地水帳に現在地に稲荷社があることが記されているとあるので、創建はもっと古いと考えられる。
京王線の代田橋駅近くの線路脇に境内があり、商店街から踏切を渡る手前で細い路地のようなところを抜けると鳥居が見える。鳥居をくぐり左手に手水舎があって正面が拝殿となる。
拝殿から右側が広く、本殿の右手には境内末社の大鳥神社が鎮座。また例大祭の時に使用すると思われるテーブル類などがまとめて置かれ、酉の市に奉納演芸が行われる神楽殿もある。
また線路と境内の間には小さな祠と狐の石像が並んでおり稲荷社であることが感じられる。途切れなく電車が通る脇にありながら静けさを感じるのは不思議だ。
なお御朱印は宮司様のご自宅兼の社務所でお願いできる。インターホンを押すと玄関まで出てきてくださり、丁寧に対応していただいた。
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