鈴森八幡宮とも呼ばれ由緒書には江戸時代には、徳川家の将軍も参詣したことが記されている。永正年中兵火にかかり社殿が焼失したが、享保十年(1725年)に徳川八代将軍吉宗公が造営したという記録がある。
境内は京急の大森海岸駅から3分ほど第一京浜沿いに歩くと鳥居が見えるのですぐにわかる。周辺は高層マンション等に囲まれているが、その場所だけ異なる雰囲気の流れる空間になっている。
鳥居をくぐると右手に手水舎があり、参道を少し進んだ正面が拝殿となる。一対の狛犬が出迎えてくれるが、子獅子6匹いる珍しいもので子宝の象徴として親しまれているようだ。この日は七五三の写真撮影に訪れる参拝客が多かった。
この他、境内には磐井の井戸跡や力石などもあり、特に大きな二本のご神木は存在感がある。また比較的規模の大きい神楽殿がありその周辺にはいくつかの石碑が見える。
境内社としては社殿右手に海豊稲荷神社、境内左手は小さな池に囲まれている笠島弁天社が鎮座。東海七福神の弁財天となっていて正月には七福神巡りが開催される。
御朱印は拝殿左手にある社務所で拝受できる。窓口で御朱印帳を渡して書き上がるのを待つ形式で、月ごとにカラフルな御朱印があるので人気があるようだ。今回は霜月(旧暦11月)と新嘗祭の御朱印をいただいた。
新嘗祭の御朱印
霜月の御朱印
0 件のコメント:
コメントを投稿