2017/02/14

穴八幡宮

毎年冬至から節分まで頒布される「一陽来復」のお守りが有名な早稲田にある神社だ。お金に恵まれ幸せになると言われ、大勢の人で賑わう。


以前、仕事場がここの近くにあったので最初は何も知らずにふらっとお参りに行っていたのだが、お守りの話を知ってからは毎年欠かさず受け取りに行っている。


参拝をするにはまず大鳥居があるので、そこから急な石段を上っていくことになる。途中から脇を通って上がれるようになったが、以前は真っ直ぐ進むしかなく大きな随神門をくぐると拝殿が見えてくる。


今まで何度も足を運んでいるのに由緒について詳しく知らなかった。かつては牛込の総鎮守として高田八幡宮と呼ばれていたらしいが、寛永十八年に宮守の庵を造るため南側の山裾を切り開いたところ神穴が出現し…とある。


なるほど穴八幡宮というのはここから来ているのだな。しかも中から金銅の阿弥陀如来像が出てきたらしい。一説にはこの場所は前方後円墳と見られており、そうすると穴の中から神像が出現したのも頷ける。


御朱印は拝殿内左側にある授与所でいただける。初穂料は特に決まりがないということで「お気持ちで」と言われるのであらかじめ準備しておくとよいだろう。

0 件のコメント:

コメントを投稿