2025/02/27

亀高神社

 江東区北砂にある神社。寛永年間(1624~44年)にこの地を開発の際に五穀の神として創建。かつて亀高とは亀戸新田村と高橋新田村の2ヶ村があったが、これを一つの村とし両方の先頭の文字をとったとされる。

都営新宿線「大島駅」と東京メトロ「南砂町駅」の中間に位置し、どちらの駅からも徒歩で10分以上かかる。アリオ北砂や砂町銀座商店街の近くなので、買い物や飲食を楽しみながら途中で立ち寄るとよいだろう。

鳥居は南砂町側にあるが、そこから境内までの参道は住宅街の真ん中を突っ切るかたちになる。1945年の空襲で消失しており、1968年に現在のコンクリート造の社殿になるまで仮宮だったらしい。

社殿に向かって左手に手水舎があるが、水は張られていなかった。一対の狛犬に迎えられ、その先に重厚な社殿が構える。境内に社務所はなく、代わりに北砂四七丁目会館という建物がある。

御朱印はその会館の1階の事務所で拝受できる。町会の方々が業務を行っており、御朱印対応もその一環のようだ。ドアを入って声をかけると丁寧に応対していただけた。

2025/02/25

本郷氷川神社

 中野区本町にある神社。公式ページの情報によると、文明元年 (1469年) に太田道灌が江戸城を工築する際に武蔵一宮氷川神社より勧請し当地に奉斎とされる。1945年に戦火で社殿などの建造物が消失したが、1955年に再築された。

境内は中野新橋駅から徒歩3分、新中野駅からは徒歩10分の場所にあり、坂の途中に鳥居が見える。石段を上ると、左手に手水舎があり正面が拝殿となる。右手が広く神楽殿や社務所、休憩できるベンチなど落ち着けるスペースとなっている。

手水舎の周りには境内社として境御嶽神社と稲荷神社が二社。勝負運や仕事運にご利益があるとされる氷川神社だが、本郷という名がつくのはこの地が江戸期には旧本郷村だったことに由来する。

御朱印は社務所で拝受できる。お神札・お守も頒布しており呼びボタンを押すと対応していただける。御朱印は書置きと直書きがあるが、神職不在の際は書き置きのみとなる。直書き対応日はX(旧ツイッター)で確認できる。

今回は御朱印のほかに、小さな熊手(800円)もいただいた。大規模な神社ではないが、いわゆる鎮守様として長年地域を守っている感じがした。おそらく例大祭のときには多くの人で賑わうと思われる。



2025/02/16

板橋東新町 氷川神社

 板橋区東新町にある神社。東京都神社庁によると旧上板橋村の鎮守で、創立は不詳ながら第五代孝昭天皇の御代三年四月末の日に創立された武蔵一宮氷川神社より勧請されたと伝えられる。

また、板橋区公式ページの説明では、境内にある郷土資料館内には地元の有志で集められた江戸時代から昭和40年代まで使用された農機具や生活道具など、1,000点余りが展示されているとあります。

場所は東武東上線のときわ台駅から徒歩で約15分ほどにあり、一ノ鳥居、二ノ鳥居、三ノ鳥居と石段を上がっていくと右手に手水舎、正面に拝殿が見えてくる。また、途中に社務所や参集殿などもある。

その他、境内末社は手水舎の右奥に稲荷神社、榛名神社、太宰府天満宮が並んでおり、左手には神楽殿も見える。地域の鎮守様というイメージよりも境内は広く規模が大きく感じられる。

御朱印は一ノ鳥居の右手にある神札授与所で受けられる。御朱印帳への直書きは行っておらず、書き置きのみ。通常の御朱印の他に、数量限定の切り絵御朱印や正月・辰の日限定の御朱印もある。