世田谷区松原にある神社。創建は寛文五年(1665年)に当地に寺子屋を開いていた石井兵助直慶が勧請したのが始まりとされる。
世田谷の天神様とも呼ばれ松原地域の鎮守として崇敬を集め、明治期には村社に列格。もともとは天満宮と言われたが明治七年菅原神社とあらためた。
鳥居をくぐるとすぐ左に絵馬殿があり中には大絵馬が掲げられている。その先に手水舎が並び、参道を進み正面が拝殿となる。拝殿手前には一対の狛犬がいて右手奥には神楽殿がある。
境内の南側には小さな庭園があって厳島神社(市杵島姫命)が鎮座。また社殿の左手には御嶽神社と稲荷神社がある。
その他、道菅原真公を祀る他の神社と同様に撫でるとご利益があると言われる天神様の牛像があるが、脇の祠は恵比寿神と大黒天らしい。
御朱印は社務所でお願いできる。インターホン呼び出し形式で御朱印帳を渡してしばらく待つが、庭園前にベンチがあってゆっくりできるので安心だ。小さい規模ながらもとても感じの良い神社だった。
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