慶安三年(1650年)に徳川家光公から移転を命ぜられ金杉村(現在の台東区根岸)に遷座、さらにその地は宝永七年(1710年)に幕府の御用地に指定されたため浅草小揚町(現在の台東区寿)に遷座した。
しかし氏子一同の念願から分霊を金杉村字金杉町(現在の台東区下谷)に勧請しこれが現在の三島神社となる。こうした経緯から同じ台東区内に元三島神社、本社三島神社があるのが大変興味深い。
つまり三つある神社は元々は一つの神社だったので由緒は同じということ。御祭神は大山祇命で総本社は愛媛県の大山祇神社となる。
金杉通り沿いの鳥居をくぐると左手に手水舎、その隣は境内社の火除稲荷神社が鎮座する。参道正面が社殿で一対の狛犬が出迎えてくれる。また境内にはその昔、神主が雷を封じ込めたと言われる雷井戸もある。
社務所は社殿とつながった構造になっていて御朱印は社務所でお願いする。御朱印帳を渡して番号札をもらい待つ形式。待つ間にヤクルトが振る舞われ、御朱印を受け取る際に飴までいただいた。
0 件のコメント:
コメントを投稿