その後、その地が加賀前田家の上屋敷に充てられたため寛永五年(1628年)に現在の場所に移したらしい。
社伝によれば、延文年間(1356~1361年)にはこの地に富士塚があったらしいが、元々は前方後円墳だったという説もある。
拝殿は富士山に見立てた山頂付近にあり、江戸時代には富士信仰の拠点の一つになった。駒込駅から六義園の横を歩きしばらく進むと高台になった場所がありそこが境内となっている。
鳥居をくぐって真っ直ぐに進むと山頂につながる石段が見え、上りきったところに拝殿がある。今回は大祭(山開き)だったため露天商で埋め尽くされよくわからないが境内には大きな御神木もある。
なお御朱印は山開きの時のみ社務所でいただける。年に一度ということもあってか行列ができていた。
(追記)2019.10.30
駒込天祖神社の御朱印帳をいただいた際に、当社の御朱印も拝受した。
前回は山開大祭で混雑していたが、今回は通常の平日だったので落ち着いてお参りできた。
境内の雰囲気もかなり違っていて落ち着いた様子。改めて社殿へと続く石段が急であることを確認した。
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