渋谷区渋谷の宮益坂の途中に鎮座する神社。大和国吉野郡金峰神社の分祭社で創建は元亀元年(1570年)だが寛永年間(1624~1644年)に再建したとされる。
御祭神は日本武尊、秋葉の神、大国主神、菅原の神の四神で、大鳥信仰である「酉の市」が11月になると催される。
渋谷駅から宮益坂を上り渋谷郵便局の手前まで来ると突然鳥居が現れる。ビルの谷間にある神社なので気にしないで歩いていると通り過ぎてしまうほどだ。
一の鳥居をくぐると階段が続き二の鳥居の左手に手水舎、社殿の手前に三の鳥居がある。参道を進むと全国的にも珍しいニホンオオカミの狛犬に見つめられる。
この狛犬は複製のブロンズ像で延宝年間(1673~1681年)に奉納された本物の石像は社務所内に安置してあるらしい。
御朱印は授与所でいただける。インターホン呼び出し形式だが大変丁寧にご対応いただいた。酉の市以外はすべて書き置き対応になると明記されているので注意したい。
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