台東区蔵前にある神社で、第六天神の総本宮とされる。古くから第六天神宮と呼ばれていたが明治の神仏分離令の際に榊神社と改称された。ツイッターのアカウントでは第六天榊神社となっているが現地では第六天の文字が表記されていない。
日本武尊が、景行天皇四十年年(110年)に創建したと言われ、御祭神は天神第六代坐榊皇大御神、面足尊、惶根尊で、元々は森田町(現蔵前3丁目)に鎮座してたが昭和三年に、浅草文庫の跡地だった現在の場所に移ったらしい。
都営浅草線の蔵前駅から近く、須賀橋交差点を少し入ったところに鳥居が見える。鳥居をくぐると右手に手水舎、正面が拝殿で左手には神楽殿がある。ビル街の中にありながら境内だけ澄みきった空気が流れている。
境内社として繁昌稲荷神社と七福稲荷神社、豊受神社、事比羅神社の合祀殿がある。また境内には浅草文庫跡碑があり、当時の和・漢・洋の蔵書数は11~13万冊とも言われている。
なお御朱印は拝殿右奥にある社務所でいただくことができる。授与所のような建物があるが無人の場合はインターホンで呼び出してお願いすることとなる。初穂料は300円で御朱印帳を渡して外で待つ形式。丁寧に対応していただいた。
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