八王子市明神町にある神社。天平宝字三年(759年)に橘右京少輔が第47代淳仁天皇の皇后御安産祈願のために創建されたとされる。
以後、安産の神として知られるが八幡太郎義家が奥州下向の折に戦勝を祈念して欅十八本を奉納し、これを船形に植樹したことから船森と称されるようになったらしい。
御祭神は木花開耶姫命、天照大御神、素盞鳴尊、大山咋命、奇稲田姫命で古来から八王子は素より多西郡と呼ばれた多摩川の西側の総鎮守として崇敬を集めている。
JR八王子駅から5分程度の場所にあり少し小高くなったところに鳥居が見えるのですぐにわかる。鳥居をくぐると左手に神楽殿、手水舎があり正面に拝殿が見える。
参道右手に授与所があり、その右奥は池のある庭園で末社の厳島神社が鎮座。そして本殿右奥には金刀比羅神社と末社五社の合祀殿がある。
本日は初午祭で神楽殿では狐のお囃子と舞、夕方になると狐の化粧をしたりお面を付けてキツネの行列といって八王子の街を練り歩くらしい。午前中から行ったので行列には参加しなかったがプラスチック製のお面を購入した。
御朱印は初午祭の限定ということで、金刀比羅神社の方で受付をしてQRコード付きの整理券をもらい書き終えるとツイッター上に番号が掲載されるというシステムになっている。御朱印帳を預けてゆっくりとお祭り気分が味わえた。
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