品川区二葉にある神社で、蛇窪村が立会川の上流地域と下流地域とに分かれるに伴い下蛇窪村の鎮守として創建されたと伝えられる。したがって正式名は「天祖神社」としながら近くにある上神明天祖神社と区別するため下神明天祖神社と称される。
東急大井町線の下神明の駅名の由来ともなっているのだが、現在の地名は上神明天祖神社も下神明天祖神社も品川区二葉なのでややこしい。公式サイトに他社と間違って連絡する方がいるとの注意書きがあるが上神明天祖神社だと思われる。
最寄駅としては下神明が近いが、大井町駅からも徒歩10分ほどの場所にあるのでわざわざ乗り換える必要は無さそうだ。長い参道と鳥居が見えるのですぐにわかる。
一の鳥居、二の鳥居と進むと正面に拝殿が見えてくる。左手に手押しポンプ式の手水舎があり、その先では品川区内最大とされる大迫力の狛犬が出迎えてくれる。社殿は神明造りの社殿で昭和四十八年に再建されたものらしい。
社殿左手には境内社の稲荷社が鎮座。明治四十二年に遷座されたらしいが、こちらの狐の像は先ほどの狛犬と対照的にとてもかわいらしい感じ。笑っているように見えて親しみを感じる。
なお御朱印は拝殿右手にある社務所で拝受できる。今回は御朱印帳もいただき初穂料は御朱印も含めて1,500円。雅楽の普及活動もしていて雅楽の雑面(舞楽面)をモチーフにしたお守りもある。
0 件のコメント:
コメントを投稿