世田谷区新町にある神社で、由緒書によると明治15年に伊勢神宮の禰宜であった芳村正秉が、「神社の神官は人を教え導いてはならない」という方向に政府方針を変更したことに危機感を抱き創建した。
社殿は明治十七年に神田今川小路に建立され、大正十三年に現在の地に移築された。これにより関東大震災による被害から免れることができたとされ、また第二次大戦時も無事戦災から免れたため「災難よけ」としても崇敬を受けている。
田園都市線の北口から歩いてすぐの場所に境内があり、さくら幼稚園が隣接する。鳥居をくぐると右手に手水舎があり、正面が拝殿。大中臣神道の作法なので一般的な二拝二拍手一拝ではなく四拝八拍手一拝とされている。
御朱印は拝殿左手にある社務所窓口で拝受できる。桜神宮と名が付くこともあってか季節の関係からか桜で満たされている。境内には河津桜が満開に咲いていた。
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