妙義神社は豊島区駒込にある神社。当時東国にいた民族である蝦夷を討つために日本武尊が東征した際に当社地に陣営を構えたと伝えられる。
その後、この地に社が社が建てられ、日本武尊が白鳥に生まれ変わり飛び立ったという伝説から白鳥社と号したと言われる。
また太田道灌が文明三年(1471年)戦の前に当社を参詣。神馬、宝剣を寄進し戦勝を祈願し戦勝したことから豊島区最古の戦勝の宮とされている。
駒込駅から本郷通沿いを北上すると参道入口の案内板があるので、ビルの間を入っていくと鳥居が見えてくる。鳥居をくぐり石段を上ると左手に龍の手水舎があり正面が拝殿となっている。
また拝殿右手奥には境内社として太田道灌公が祀られた末社道灌霊社が鎮座。そのすぐ隣には寛永十九年(1642年)庚申塔(豊島区有形文化財)もある。これは昭和40年に現在の社殿を再建する際、境内から発掘されたものらしい。
拝殿の左手に社務所があり、通常はそこで御朱印をいただけるようだが今回は留守のため、拝殿に置かれた書き置きの御朱印を手に取り、初穂料を賽銭箱に入れる形式になっていた。
0 件のコメント:
コメントを投稿