2019/02/04

簸川神社

文京区千石にある神社で、配布の資料によれば創立は第五代孝昭天皇御宇三年と伝えられ八幡太郎源義家が参籠した名社とある。御祭神は主祭神を素盞鳴命として稲田姫命、大己貴命の三柱で福徳円満、商売繁盛、縁結び、文芸の神として信仰が厚い。


当初は小石川植物園のある御殿坂辺にあった貝塚の古墳上にあったが、その後何度かの遷座を経て、元禄十二年に景勝地と言われた現在地に遷座した。社殿は戦災で焼失したが、1958年に再建。


社号は長年氷川神社を使用していたが、大正時代に疑問を持った神主毛利十世昌教が学者に研究を依頼した結果、簸川の文字が適合ということになり簸川神社に改めたらしい。


境内は都営線千石駅と東京メトロ茗荷谷駅との中間くらいに位置し、小石川植物園の裏手に入ると高台に鳥居が見える。鳥居をくぐって参道を少し進んだ左手に手水舎があり、少し回り込む感じに拝殿が建つ。


境内社は手水舎の右手前に五社神社、右手に白宝稲荷神社と水神社が鎮座。その左奥が社務所になる。境内には現代風の神楽殿があり、空きスペースは駐車場として利用されている。


御朱印は社務所で拝受できる。インターホン呼び出し形式で御朱印を渡して書き上がるのを待つ形式。初穂料は300円で由緒などが記された資料もいただいた。大変丁寧に対応していただきありがたかった。



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