永禄年間(1558~1570年)に世田谷城主・吉良頼康の側室だった常盤が不義の疑いをかけられ、子どもを身籠もったまま自害。後に無実だったとわかり死産した男児を若宮八幡として祀り、常盤は弁財天として祀られた。これを常盤姫伝説という。
境内は環状七号線と世田谷通りが交差する地点から少し奥に入った場所にある。一之鳥居をくぐり参道を進んで石段を少し上がると二ノ鳥居、その先左手に手水舎、正面が拝殿という配置で、右手には神楽殿も確認できる。
また、社殿左奥には多くの境内社が鎮座。常盤を祀った厳島神社、戦没者慰霊殿、駒留稲荷神社、女塚社、御嶽社と菅原社・榛名社・三峯社がある。厳島神社は常盤姫伝説を知っていると気になるが戦前まであった池は埋め立てられたらしい。
なお御朱印は社殿右手にある社務所で拝受できる。窓口で御朱印帳を預けて書き上がるのを待つ形式で初穂料は300円。とても丁寧に対応していただきありがたかった。
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