2017/03/27

上神明天祖神社

品川区二葉にある神社で東急大井町線・都営浅草線の中延駅から徒歩5~6分。龍神さまと白蛇さまが祀られており、巳が辰(身が立つ)ということで立身出世に御神徳があるとされる。


元々はこの地域は蛇窪村という地名だったが東京市に編入される際に地名にふさわしくないとして上蛇窪が上神明、下蛇窪が下神明に改名された。さらに10年後の町名整理で現在の二葉になったという経緯が社名にも表れている。


時代を感じる大鳥居は大正初期に建立されたもので、空襲で昭和20年に本殿などが焼失したにも関わらずこれだけは戦禍を免れたという。参道を進みいくつかの鳥居をくぐって石段を上った右手に手水舎がある。


正面に見える社殿は昭和36年に再建されたものらしいが、維持管理がしっかりしているためか新しい感じがする。拝殿に向かう手前の左側には京都伏見稲荷大社の御分霊が祀られている末社稲荷がある。


社殿右奥に進むと厳島弁天社がある。鯉が泳ぐ弁天池も整備されており、途中に白蛇や龍神に関連する造形物がいくつか置かれているのに気がつく。神妙な中にも手作り感があってちょっとほっこりできる。


 御朱印は参道右手の社務所でお願いできるが、今回はオリジナル御朱印帳もいただくことにした。御朱印帳は人気が高いようで正月の頒布時には行列ができるほどらしい。


なお御朱印は上神明天祖神社、弁財天、蛇窪大明神の3種類が基本だが期間限定の御朱印など種類が豊富にあるようだ。


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