この神社の由緒書きを読むと今から400年ほど前に深川八郎右衛門がまだ住む人もなく葦の生い茂る三角州だったこの地に移り住み土地の開拓を行なったという。
徳川家康公が巡視の際に地名を尋ね、まだ地名がないと応えたところ八郎右衛門の姓である深川を地名とするよう命じたと言われる。その深川八郎右衛門が創建した神社が深川神明宮というわけだ。
鳥居をくぐって真っ直ぐに進むとすぐに社殿が見えてくる。昭和に入って再建されたもので鉄筋コンクリート造となっている。石段を上る手前に手水舎があり、一対の狛犬の間をさらに上って参拝することになる。
右手に境内社として寿老神を祀る寿老神社と和合稲荷神社がある。深川七福神の一社を担っており正月の時期には賑わうようだ。境内はそれほど広いわけではないが神明幼稚園を併設しており、それを合わせるとかなりの面積となる。
御朱印は社殿右側にある社務所にて受けることができる。以前に日曜日に参拝した際に誰もおらず御朱印をいただけなかったことがあったので、平日の方が良さそうだ。
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