2017/03/01

高輪神社

品川駅と泉岳寺駅の間の第一京浜沿いにある神社で、室町中期創建と伝えられる高輪地区の総鎮守社。境内には聖徳太子を祀る太子堂があり、稲荷社、庚申堂、八幡社を合祀し昭和4年に高輪神社となった。


かつては道路(東海道)の向こう側は海だったようだが、現在はその面影はない。そして道路沿いと言っても拝殿は少し奥まったところにあり、ぼんやり歩いていると通り過ぎてしまうので注意が必要だ。


鳥居からすぐに石段を上り左手に手水舎、正面に拝殿が現れる。残念だったのはマンションやオフィスビルに囲まれていてすごく圧迫感があること。良かったのは1600~1700年代に奉納された石鳥居と狛犬が現在も残っていることだ。


御朱印は拝殿右手の社務所で受けることができる。都営浅草線上の8社を巡る「東京福めぐり」の一つになっていて、金で装飾されたオリジナルの折帖(御朱印帳)があるようだ。


これから2020年にJR山手線の新駅が開業すると、この周辺はさらに開発が進むと思われるが、いいかたちで神社が残って欲しいものだ。

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