目黒区大橋にある神社。由緒書きによれば創建は天正年間(1573~1592年)に甲州の武田信玄の家臣であった加藤家が上野原より産土の大神をこの地に迎えたのが始まりとされる。
御祭神は素盞嗚命、天照大御神、菅原道真公の三神で、昔から氏子が疫病知らずと言われ、現在では厄除の神様として親しまれている。
国道246号沿いに鳥居があり、その先はすぐに急勾配の石段を上る。上りきった正面が拝殿で、手水舎は少し離れた右手にある。また左手には神楽殿で、社殿の左右に境内社がある。
左手にあるのが稲荷神社、右手にあるのが浅間神社。浅間神社は上目黒一丁目の目切坂にあった元富士を明治十一年氷川神社に遷した。
昭和五十年頃に富士山を登っている感覚が味わえるようにと登山道が造られた。昭和六十年くらいまでは頂上から富士山を見ることができたらしい。
御朱印は参道右手にある社務所で拝受できる。御朱印帳を渡して待つ形式だが、ベンチが用意されているので境内を眺めながらゆっくり待つことができる。
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