庚申塚由来記によると昔、巣鴨の庚申塚は中山道の本街道で板橋宿の一つ手前の立場として上り下りの旅人の往来が激しく、休息所として賑わっていたとある。
明暦三年(1657年)に庚申堂の碑に立て掛けられた材木が倒れて庚申塔に当たり五つに砕けてしまったため、これを土中に埋められた。その上に再建したのが現在の庚申塔らしい。
明治初期に千葉県銚子市の猿田神社より猿田彦大神を勧請し合祀した。1972年に巣鴨庚申堂改築奉賛会により本堂が造営され現在も護持している。
都電荒川線の庚申塚近くにあり、山門の先に一対の神猿がいる。境内は広くないため参拝客ですぐにいっぱいになってしまう。
通常は無人なのだが庚申の日に例祭があり、その時だけは御朱印を拝受できる。午前中10時過ぎでもすでに40人くらいの行列ができていた。
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