台東区松が谷にある神社。明治のはじめに東京府内に火災が頻発し、明治三年に神田相生町他を火除地として取払い、その中央に社殿を建立。鎮火三神を祀ったのが始まりとされる。
ちなみに鎮火三神とは火産霊神(火の神)、水波能売神(水の神)、埴山比売神(土の神)のこと。火の神様=秋葉さまとして広く親しまれたこの地は「秋葉の原」「秋葉っ原」とも呼ばれ、後にその場所が秋葉原の駅になった。
秋葉の原の土地が駅舎用地として払い下げられたため、現在の場所に遷座されたが、今日でも秋葉原との関わりが深く広く崇敬を集めている。
鳥居をくぐり参道を進むと左手に手水舎がある。境内は小規模だが拝殿は一対の狛犬に守られながら大きく構えている。神輿庫と社務所があるが境内社は無いようだ。
御朱印は社務所で拝受できる。窓口で御朱印帳を渡して待つ形式で、初穂料は300円。宮司様が不在の時があるようなので事前に確認したほうがよいかもしれない。
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