2018/08/17

赤堤六所神社

世田谷区赤堤にある神社。社務所でいただいた由緒書によれば天正十二年(1584年)十二月に平定盛の子孫である服部貞胤が府中の六所宮(現在の大國魂神社)の御分霊を戴き、赤堤の鎮守としてお祀りしたと言われる。


御祭神は大国魂命、伊弉冊尊、素戔嗚尊、布留大神、大宮売命で、天明七年九月に社殿が再建され、明治七年には赤堤村社と定められた。昭和二十一年に宗教法人六所神社として再出発。鳥居や参道、境内の整備、本殿の再建などが行われた。


最寄駅は東急世田谷線の松原駅で徒歩3分程度の場所に境内がある。今回は自転車だったため詳しくはわからないが小田急線の豪徳寺からも歩けるくらいの距離にある。


一の鳥居をくぐって参道を真っ直ぐに進むとやがて二ノ鳥居。その先の左手に手水舎が見える。手水舎の手前の左側に鯉が泳ぐ小さな池があり、境内社として厳島神社が鎮座する。その手前には芸能の始教神とされる天宇受売命の石碑も確認できる。


参道をさらに進んで正面が拝殿になるが、その左手には天祖神社、子安神社、御嶽神社、大鳥神社、神明社が祀られている合祀殿、さらに本殿左奥には松澤稲荷神社がある。その他、拝殿右手には神楽殿もあって見た目より奥行きがある。


なお御朱印は参道入口右手にある社務所で拝受できる。インターホン呼び出し形式で玄関の中に通され、そこで御朱印帳を渡して書き上がるのを待つ。大変丁寧に対応いただきありがたかった。


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