2017/07/09

洲崎神社

江東区木場にある神社。元禄十三年(1700年)桂昌院(徳川五大将軍綱吉公の生母)が崇敬した江戸城中紅葉山の弁財天を護持院(現護国寺)隆力の進言により当地に遷座して創建された。


明治時代の神仏分離までは洲崎弁天神社と言われ江戸時代は目の前が海岸だったらしい。海岸に浮かぶ弁財天だったことから文人墨客の参詣を集めていたと言われる。


寛政三年(1791年)に襲来した高潮で多くの死者を出したらしく、幕府はこの社の西のあたり一帯を買い上げ住むことを禁じたらしい。今も一基の波除碑が境内に確認できる。


木場駅から三ツ目通り沿いに南に進み橋を渡って左に折れると目の前に鳥居が見える。鳥居をくぐると左手に手水舎があり参道を進んで一対の狛犬を抜けた正面が拝殿というシンプルな造りだ。


拝殿の左手前には境内社として豊川稲荷神社、於六稲荷神社、弁天社が並び、きれいにまとめられた感じだが以前は弁天社が池の中に祀られていたらしい。


御朱印は参道右手にある社務所でお願いできる。玉の輿神社という印があるのは七福神唯一の女神様が祀られていることからきているのだろうか。詳しいことはわからないが大変興味深い。


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