西武池袋線・椎名町駅から歩いてすぐの場所にある神社。創建年代は明らかではないが、御祭神は須佐之男命、櫛名田比売命で江戸時代中期には十羅刹女社と言われていたらしい。
長崎村の鎮守として信仰を集め、隣接する金剛院は明治の神仏分離令まで別当寺だったという。村社に定められた当初は氷川神社と称していたが、明治七年に長崎神社に改称された。
一の鳥居をくぐり参道を進むとすぐに二の鳥居があるのだが、これが神仏習合の名残を感じる両部鳥居となっている。最初の社名にもなった十羅刹女は法華経の守護善神ということから仏教色が強い神社と言えそうだ。
ダイナミックな狛犬が出迎えられた後に手水舎が見えてきて左手に神楽殿があるがそのまま真っ直ぐ先に進むと拝殿が見える。
拝殿の左右にはそれぞれ小柳稲荷神社、長崎招魂社が境内社として鎮座しており、長崎招魂社には日清戦役から第二次大戦までの英霊七百八十一柱を祀っている。
御朱印は拝殿左手にある社務所でお願いできる。たまたまだったのかもしれないが、今日は御朱印待ちの人が数人いて、隣の金剛院の御朱印の話を聞くことができた。
通常は神社のお詣りのみなのだが、今回だけは別当寺だった金剛院にも足を運びトキワ荘にちなんで授与を始められた「マンガ御朱印」をいただくことにした。
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