歯の神様としても知られ、いい伝えでは中田加賀守の弟である兵庫が激しい歯痛で悩んでいた際、御神託により境内の萩を箸にして食事をしたところ歯の痛みが止ったという。昭和42年の社殿改築の際、長押から納められた萩の箸がたくさん出てきたらしい。
さて参道は環八通りの脇を入ってすぐのところにあり、まず一の鳥居が現れる。両側は住宅だが参道は長く続いておりしばらく進むと二の鳥居。その先、左手に手水舎を見ながら正面が拝殿となる。
荻窪駅の駅前と言ってもよいくらいの場所にありながら静けさを感じ、落ち着ける空間になっているのは不思議だ。拝殿に向かって右側には神輿庫や神楽殿があり、その奥は境内末社が並んでいる。
三峰神社、田守稲荷神社、正一位稲荷神社で右奥にはなぜか猫の石像というかオブジェがある。猫は手水舎のところにもあった。もちろん立派な狛犬もあるので猫を祀っているわけではないだろう。
御朱印は社務所でいただくのだがインターホン呼び出し形式。中に入ることを促されそこで御朱印帳を渡して書き上がるまで待つ。オリジナル御朱印帳もあるようだ。
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