新宿区・市ヶ谷駅近くにある神社。創建は文明十一年(1479年)、太田道灌が江戸城築城の際に鎌倉の鶴岡八幡宮の分霊を江戸城西方の守護神として祀ったのが始まりとされている。
御祭神は誉田別命(応神天皇)、気長足姫尊、輿登比売神の三神で、創建当時は現在の千代田区にあったのだが江戸城外濠の完成後に茶ノ木稲荷神社鎮座していた現在地に遷座した。
市ヶ谷駅から防衛省方面に歩いていくと右手奥に長い石段が見える。急勾配の石段を上った先に江戸時代からある銅鳥居と一対の狛犬がある。
さらに参道の石段を進むと右手に手水舎が見えてきて、正面が社殿となる。参道の途中左手に茶の木稲荷神社があり、もともとこの地にあった稲荷神社だけあって立派な造りとなっている。
この他に境内社として金刀比羅宮、出世稲荷神社が鎮座。市谷亀岡八幡宮の拝殿の左手には新宿区指定文化財の力石もありいろいろと見所も多い。
御朱印は社務所でいただくことができる。戸を開けて直接宮司さんにお願いするかたちになるが、快く応じていただきありがたかった。今回お受けしなかったが茶の木稲荷神社の御朱印もお願いできるようだ。
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