台東区鳥越にある神社。創建は白雉二年(651年)に日本武尊が東国平定の途中、白鳥村と呼ばれていたこの地に滞在。その時に村民が白鳥明神として奉祀したことが始まりとされる。
その後、前九年の役の際に源頼家が白い鳥に浅瀬を教えられ軍勢を渡すことができたことから、鳥越大明神と改めたと伝えられる。
蔵前橋通り沿いにある鳥居をくぐると参道は真っ直ぐではなく左に折れ、その角に手水舎がある。そこから拝殿までは一直線だが途中で一対の逞しい狛犬に出迎えられる。
境内は小路がいくつも分かれており、参道の途中にある福寿神社の他にも神輿殿の奥に境内社として志々岐神社と祖霊舎がある。
かつては鳥越神社、熱田神社、第六天榊神社の三社があって広大な敷地だったと言われており、その景観が味わえないのは寂しい限りだ。
御朱印は社務所の窓口からお願いできる。由緒に関連しているものと考えられるが交通安全のお守りが目立つ。即座に対応いただいてありがたかった。
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